青島広志プレゼンツ日本オペラの歩みその③(昼公演)
清水脩と日本楽派 自国の題材(民話、伝説など)でオペラを創作することは、どの国でもよく行われてきました。しかしその国特有の音楽素材(旋法・楽器など)を用いて書くことは、とくに西洋音楽から遠く離れた地域においては重要で、かつ難題とも言うべき作 曲法でした。ヨーロッパでそれを最初に行ったのはバルトークとドビュッシーでした が、わが国では清水脩と小山清茂ということになるでしょう。同時代の山田耕筰・ 團伊玖磨が西洋音楽への憧憬を隠せなかったのに対し、この二人は先例のない道 を果敢にも歩み、やがて「日本のバルトーク」と呼ばれる間宮芳生、「邦楽オペラの祖」である三木稔を生み出したのです。日本人の・日本人による・日本人のためのオペラを、ぜひお聞きください。 「日本楽派」という楽派が限定されているわけではない。日本生まれの作曲家なら、誰しも一度はオベラや歌曲に日本らしさを印そうとしている筈だから(黛・芥川・武満の三代巨匠を除いて)。今回は一生涯をかけてその方法を追求した「求道者」とも言うべき先達の作品をとり上げる。 中でも長老と言うべき清水脩と小山清茂はしかし対照的で、前者は現代音楽との接点を見出そうとし、後者は初めから民謡を加工せずに用いている。彼らと入れ替わるように登場した三木稔と間宮芳生は、邦楽器を用いて真の日本らしさの表現に成功した前者と、民謡を素材として汎アジア的な芸能にまでたどり着いた後者それぞれの作風は、やはり結果的に別の方向に向いたが、どれも日本人歌手が歌い・演じることによって最高の結果となることが実証されるだろう。 画像をクリックすると拡大します。 4,000円 清水脩 三木稔 『うたよみざる』原作:川村光夫 小山清茂 間宮芳生 『ニホンザル・スキトオリメ』台本⋯木島始 ソプラノ あかほしけいこ ソプラノ なかむらひろこ ソプラノ まえざわえつこ 国立音楽大学声楽科卒業。国立音楽大学大学院オペラ科修了。奥田智重子氏に師事。1975年第23回文化放送賞受賞。 メッゾソプラノ・アルト みつはしちづる 桐朋学園芸術短期大学音楽専攻卒業、同研究科修了。15年間の二期会合唱団経験を経てソリストに。「カルメン」「ホフマン物語」「魔笛」真夏の夜の夢」「外套」「フィガロの結婚」「霊媒」「マクロプロスのこと」「ヘンゼルとグレーテル」「不思議の国のアリス」「七つの大罪」「こうもり」「メリーウィドウ」等に出演の他、国内外のオーケストラとの共演も多い。 テノール さくらいまこと テノール たかはしじゅん テノール よしだのぶあき バリトン いいむらたかお バリトン すぎのまさたか 国立音楽大学声楽科卒業。同大学院修了。JSG国際歌曲コンクール第3位、友愛ドイツ歌曲コンクール第2位入賞。ヨーロッパ各地でハンス・ホッター氏のマスタークラスに参加。2002年、文化庁派遣芸術家在外研修員として一年間、ハンブルグに滞在、ヤン・ヘンドリック・ロータリング氏に師事。 文芸・演出 あおしまひろし 一般社団法人東京室内歌劇場 事務局 青島広志プレゼンツ日本オペラの歩みその③(昼公演)
公演について
チラシ・画像
日時・会場
料金
プログラム
『修禅寺物語』原作:岡本綺堂
・とと様が鎌倉においでなされたら 桂:前澤/楓:赤星
・偽りならぬ証拠 桂:前澤/楓:赤星/頼家:高橋/五郎:吉田/僧:山田/夜叉王:杉野
・上様、お風呂を 桂:前澤/楓:赤星/春彦:櫻井/僧:山田/夜叉王:杉野
『炭焼姫』台本:宇野信夫
・第二景【清水の六角堂の前】 姫:津山/観世音:三橋
・第七景【小五郎の炭焼小屋】 姫:津山/小五郎:吉田/こだま:三橋・櫻井
『春琴抄』原作:谷崎潤一郎
・たとえ若くとも 春琴:中村
・新肌に結い髪の乱れ 春琴:中村/佐助:杉野
・お師匠様、わしの眼は 春琴:中村/佐助:杉野
・人間修行 よてこ:赤星/山一:山田
・道行き よてこ:赤星/山一:山田
・おらは誰 よてこ:赤星/山一:山田/お仲:前澤/お初:梁取/爺様:飯村/合唱
『山椒大夫』]台本:岡本一彦
・オー、よき月かな 太夫:飯村/三郎:山田/安寿:中村/厨子王:梁取
・安寿恋しや、ほうやれほう 判官の妻:三橋/成人厨子王:渡辺
『昔噺 人買太郎兵衛』台本:若林一郎
・や、そでないそでない 太郎兵衛:飯村/おもん:赤星/次郎作:櫻井
・また小判 太郎兵衛:飯村/おもん:赤星/次郎作:櫻井
・第3景 女王ザル:津山/スキトオリメ:高橋
・第5景 女王ザル:津山
・第7景 女王ザル:津山/おともざる:渡辺/木:山田/合唱出演
スタッフ

赤星 啓子

中村 寛子

前澤 悦子
プロフィール
1980年音楽コンクール第3位。文化庁オペラ研修所第2期生修了。国立音大オペラ『フィガロの結婚』のスザンナ役でデュー後、軽やかなリリコの声質を生かし、数多くのオペラ、コンサートで幅広く活躍。なかでも『蝶々夫人』のタイトル・ロールと、『夕鶴』のつうは、代表的な当たり役として全国各地で30回を越える公演を重ね、流麗な歌唱と優美な容姿、的確な舞台所作が絶賛されている。他にも『天守物語』『修禅寺物語』『袈裟と盛遠』『人買い太郎衛』『黒船』『虎月傳』等、和装の舞台に於ける情感溢れる表現力には定評が有る。一方、『フィガロの結婚』(伯爵夫人)『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』『劇場支配人』『魔笛』『偽りの女庭師』『オルフェオとエウリディーチェ』『イタリアのトルコ人』『市場のかみさんたち』『椿姫』『カルメン』『ラ・ボエーム』『天国と地獄』『チャルダッシュの歌姫』『こうもり』『メリー・ウィドウ』『マハゴニー市の興亡』『不思議の国のアリス』『黒蜥蜴』等など、豊富なレパートリーを誇り、いずれも好評を博している。近年は日本歌曲に積極的に取り組み、2006年には≪舞≫と題して地唄舞と共に日本歌曲によるリサイタルを開き、音楽雑誌「音楽の友」において高い評価を得た。2014年、2016年と日本歌曲によるリサイタル、また作曲家朝岡真木子氏と共に「えつ子とまき子のコンサート」を開催、こちらも高評を得ている。CDには<優しき歌><遺言歌>がある。
東京二期会会員 (一社)東京室内歌劇場会員 日本演奏連盟会員
二期会愛好家クラスアドヴァンスドコース主任講師
三橋 千鶴
プロフィール
ライフワークとしてのキャバレーソングのCD「Cabaret」をリリース。ナレーション等にも定評がある。芸能人、ジャズシンガー、ミュージカル俳優のヴォイストレーナーとして後進の育成にも努めている。
東京室内歌劇場会員
洗足学園音楽大学客員教授。
櫻井 淳
高橋 淳

吉田 伸昭

飯村 孝夫

杉野 正隆
プロフィール
「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール、マゼット「魔笛」パパゲーノ、弁者「椿姫」ジェルモン「ボエーム」マルチェッロ、ショナール「ロメオとジュリエット」メルキュシオ「ヘンゼルとグレーテル」ペーター「恋愛禁制」フリードリッヒ「ハムレット」タイトルロール「オリー伯爵」ランボー「無口な女」理髪師「二人のフォスカリ」フォスカリ総督「王国の一日」騎士ベルフィオール「カプリッチォ」伯爵「ザ・芸者」フェアファックス大尉「美しいパースの娘」ラルフ「不思議の国のアリス」(作曲:木下牧子)笑い猫「ワルキューレ」ヴォータン「メリー・ウィドウ」ダニロ「天国と地獄」ジュピター「エロディアード」エロデ「ラインの黄金」ヴォータン、「トリスタンとイゾルデ」クルヴェナル「昔噺人買太郎兵衛」太郎兵衛「利口な女狐の物語」森番「黒蜥蜴」(作曲:青島広志)明智小五郎「蝶々夫人」シャープレス「アドリアーナ・ルクヴルール」ミショネ「トゥーランドット」ピン「アンドレア・シェニエ」ジェラール役等のオペラに出演。
「冬の旅」「詩人の恋」等ドイツ歌曲でのリサイタルを多数開催。また「第九」宗教曲等、演奏会のソリストを務める。
一般社団法人東京室内歌劇場代表理事。二期会会員。東京音楽大学特任准教授。青島 広志
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TEL:03-5642-2267
FAX:03-5642-2268
Email info@chamber-opera.jp
HP: https//chamber-opera.jp